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ご存知アマテラス号とダンサーバード号のシーンです。流石に大きなセットを作る予算がないので、劇中利用する長机と椅子を利用して「スーパーメカ」に見せることを考えました。
スタッフサイドでミニチュアを作ってもらい、舞台上でどのように動かせばいいのかシミュレートした上で、稽古場での実践を繰り返します。画像のダンサーバードに関してはほとんど本番と変化がありませんが(一部代役)、アマテラス号は散開したあとの椅子の持ち方が本番とは異なります。
最初は机ごと持たせてあちこち動いてもらおうと演出家は思っていたようですが、実際やってみたところ「重くて動かすのが大変」という以上に「(演出家が)思っていたほど面白くなかった」という理由で椅子を持つことに変更となりました。これが面白かったら机を持って演技をするハメになっていたわけですよ。たまに無茶なことを考える演出家でしたね。
余談ですが、アオヤマ役の山西はジオラマやヴィネットなどのミニチュアが大好きで、スタッフが作ってくれたミニチュアモデルを見て一番興奮していました。人間、何で興奮するかわかったものではありません。
これは鈴木・ウシオ・小高が撮影したものですね。今回の公演の稽古場は広さも設備も違う場所を転々としていたのにも関わらず、キャストたちの「距離感」はブレませんでした。テーブルも並べられないような狭い所から、体育館のようなところまで、本当に様々な稽古場で稽古をしてきました。
シーンによっては音楽に合わせて動いたりするところもありましたが、実際本番の劇場と稽古場とでは移動する距離も動ける範囲も変わってきます。ここの感覚が鈍いと、劇場に入って苦労するんですね。
前回の公演は本番を上演する劇場で何回も稽古ができたのでそういったところは心配していませんでしたが、この公演に関しては劇場とほぼ同じサイズをとれる場所が少なかったので、どうなることかと思っていました。
衣裳や小道具、照明や音響の乏しい状態の稽古場ではキャストと演出家の想像力だけが頼りだと言っても過言ではないでしょう。いかに本番に近い状態を想像できるかが稽古の鍵となってくるわけです。
画像だけでバレるのではないかと危惧されたのは「小道具が写ってる」「衣裳が写ってる」「変なポーズが写ってる」というものです。小道具などはとてもキレイにできたので、できれば本番までは隠しておこうと思ったのでした。でもいくつか写ったものが紹介されてましたが。まあ、Animotoだから一瞬流れるだけで気付かないかな、と思っていましたが、果たしてどうでしょうか。
衣裳も同様です。一般の服をアレンジして着こなすだけならいざ知らず、手作りのものでしたら、衣裳によるインパクトも、やはり本番まで取っておきたいものです。逆に予め公開して、お客さまの想像をかき立てるという方法もありましたが、それはまたいずれ別の機会にでも。
変なポーズの代表格は「マーライオン」です。これまた、画像だけ見てもわからないかもしれませんが、それでも本番までは内緒にしておきたかったんです。「ああ、あの格好はマーライオンだったのか」という風に事前にイメージをインプットしておくのもアリだったのかもしれませんが、それはま(以下略)
舞台用メイクではありませんが、メンバー揃っていい表情をしています。
これは一番最初の衣裳合わせのときですね。本番の1か月以上前でしたが、既に衣裳は決定していました。本番で変わったのは髪型とメイクくらいでしょう。それと作り物の制服類もまだ完成していませんでしたね。それでも、キャストがイメージするのには十分なものがこの時点で揃っていました。
本番を上演する劇場とほぼ同じ広さを確保できる稽古場をこのときは借りましたが、椅子は調達できたけど肝心のテーブルが調達できなかった、ということもありました。
この日はダンスの振り付けも合わせて行いました。暑くなり始めた頃でしたが、まだ施設の冷房を使える時期ではなかったので、キャストたちの体力の消耗が激しかった一日でした。
「キャストが見た…」というタイトルですが、この写真は演出家が撮影したものですね。明日から「キャストが見た…」未掲載写真をお届けします。
大手の劇団は自前の劇場を持っていたり、早くから劇場を借りてリハーサルを繰り返したりしていますが、東京ゲオグランデはまだまだそこまでの余裕はありません。短期集中してステージ感覚を掴まないといけません。ある意味、大手より過酷です。
でも、東京ゲオグランデのメンバーは和気あいあいとしています。特に緊張する様子もなく(と言ったら「そんなことない!」というメンバーもいるかもしれませんが)楽しそうに場当たりを行っています。
この後、通称ゲネプロと呼ばれるリハーサルを経て本番に臨みます。今までこのブログに公開してきた写真も、ゲネプロの様子を撮影したものですので、実際の本番とはちょっと違うところもあったかもしれません。
来週は、今まで稽古中に撮影してきた写真の中から「ネタバレになるので載せられなかった」ものを選りすぐって掲載していきます。お楽しみに!
この後は、舞台以外での『社内大作戦』に関する写真などをしばらく掲載していく予定です。お楽しみに!
改めて正式に発表しますが、東京ゲオグランデ第三種接近公演の情報を、この場を借りてお届けします。
G:Counter プロデュース
東京ゲオグランデ 第三種接近公演
未来大作戦
〜かつて日本とよばれたところ〜
2009年1月9日(金)〜11日(日)
於・三鷹・武蔵野芸能劇場
現在、東京ゲオグランデでは出演者を募集しています。
*年齢18〜30歳前後(高校生不可)
*性別・舞台経験不問
*週3〜5日都内稽古場(主に区の施設を利用します)に通えること
詳しいお問い合わせはメールにて受け付けます。あなたの参加をお待ちしています!
総勢10人で踊るダンスシーンの振り付けはBuri♥Cama橋本氏によるものですが、そもそも東京ゲオグランデはダンスユニットではないので「じゃあ、こんな風にお願いします」とだけ伝えて踊れるわけもなく、このダンスシーンに限ってはかなり稽古の初期段階から振り付けも決めて(過去のエントリではこのあたり)、毎度稽古のウォーミングアップ代わりに1回は踊るようにしていました。
時間にして2〜3分程度のものなんですが、全員揃った動きをしなければならない上に、動きのパターンも普段踊らない人間にとっては多く、台詞を覚える以上に苦労したと言うメンバーも何人かいましたが、その割には橋本氏の教え方が良かったのか、メンバーの飲み込みが早かったのか、早々に振りは覚えていましたね。それよりも、初夏の蒸し暑い稽古場でのダンス稽古がキツかったようです。
「ひとりよりふたり。ふたりより五人。五人より十人の力を合わせれば、大勢の人を助けることができる」とは劇中の台詞ですが、当たり前のようなことでなかなか実践できるものではありません。メンバーが一丸となってひとつの踊りを踊りきることで、この台詞にも実感を込めることができたのではないでしょうか。